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今回はいよいよボールを持って片手で上から投げる練習方法、上手に投げるポイントを紹介したいと思います!
野球少年・少女のような上手な投げ方を目指して頑張ろう!!
片手で上から投げるポイント
今回は野球ボールのような小さいボールで紹介します。
片手で上から投げる練習をする場合、幼児期や小学校低学年などの子どもは、手の大きさもありドッチボールなどの大きいボールより練習しやすいです!
左利きの子どもは逆に考えていただければと思います。
ボールをにぎる
深くにぎらない!!
にぎり方のポイントは、小さいボール・大きいボール関わらず深くにぎらないことが重要です!
にぎりが深いと、ギュゥっと必要以上に力を入れてボールをにぎってしまい、投げるまでにずっと力が入っている状態になってしまいます。
必要以上に力が入っている状態で遠くに投げることは難しいです。
野球をするわけではないので、親指と人差し指と中指でにぎる必要はありませんが、5本の指でにぎった時に、にぎったボールと手の平に少し隙間があることが望ましいです。
上手にボールを投げる
①顔を目標とするところに向け、上体は半身で構える
②左足を上げて重心を右足に乗せる
③左足を目標方向に下ろしながら、右腕を上に上げていく
④腰を目標方向に回転し、半身だった状態を目標に正対する(胸をはる)
⑤右足を蹴りながら、左足に体重を移しながらボールを投げる
⑥手をしっかり振り下ろす
- 顔は投げ始めから投げ終わりまで、目標をしっかり見ましょう!
- 下ろした左足の指先を目標方向にまっすぐ向けましょう!
- ボールを押し出すように投げるのではなく腕をしっかり振り下ろしましょう!
- 顔→左足→腰→右肩→右ひじ→右手の順番に目標方向に向けていきましょう!
- 右腕を振り下ろすところだけ、力を入れましょう!
目標を変える
投げる方がうまくなってきたら・・・
- 目標を小さくする
- 距離を伸ばす
上手な投げ方とともにコントロール(調整力)もつけていきましょう!
- 保護者・兄弟とどっちが遠くに投げれるか
競争意識を高め、より遠くに投げることを考えながらボールを投げる環境をつくりましょう!
- 保護者・兄弟とキャッチボール
相手のことを考えながら(投げる強さ・速さ・コントロール)投げる楽しさを経験しましょう!
ボールを投げられること キャッチできること
いかがでしたか?
4回にわたってボール遊びの重要性・両手投げ・キャッチ・片手投げと紹介してきましたが、10年前と比べても現代の子どものボール投げの投げ方・距離は危機的状況です。
これは私自身も含めた大人が少しずつ改善していく必要があると感じます。
たかがボール遊び、されどボール遊び。
全身をいっぱい使う、子どもが楽しめるボール遊びを公園など、いたるところで笑顔でボールに触れているところをみたいものです!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
これまで紹介したボール遊びの記事です。