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今回は鉄棒で身に着ける逆さ感覚と前回りの導入について書いていこうと思います!
練習して鉄棒に対する恐怖感をなくしましょう!!
鉄棒で逆さ感覚を身につけよう
前回、家でできる逆さ感覚の練習を紹介しました。
慣れてきたら恐怖感のある鉄棒での練習に切り替えましょう!
とはいっても、子どもの恐怖心は中々すぐには克服できるものではないので、いきなり前回りを練習するのではなく、鉄棒での逆さ感覚を身に着ける練習で恐怖心を少しずつ取り除いていきましょう!!
豚の丸焼き
横を向いて鉄棒をしっかり持ち、
足を鉄棒まで上げてクロスさせる技
手も足もしっかり鉄棒を持っていることが確認できたら肘を伸ばしたり曲げたりしながら頭が下になるようにして逆さ感覚を養う。
保護者の補助:手を離しても落ちないように背中・お尻あたりに手を構えておく。
保護者の言葉掛け:とても上手に出来ているから肘を伸ばして地面見てごらん!など
片方の手を離してジャンケンをし逆さ感覚とジャンケンなどの遊びを通して鉄棒の恐怖感を無くしていく。
保護者の言葉掛け:今度は1つの手だけ離してジャンケンしよう!
片方の手しっかり持ってるから落ちないね!上手い!など
コウモリ
鉄棒をしっかり持ち、ヒザの裏側が鉄棒につくまで足を上げて、ヒザを曲げ鉄棒を掴む
怖がらずにできるのであれば、逆さ感覚もある程度身に付いたと考えて大丈夫です!
保護者の補助:鉄棒を持っている子どもの手を、保護者の手で覆いかぶさるように持つ
保護者の言葉掛け:手でもヒザの裏でも鉄棒を上手く持てているから落ちないね!
公園の遊具が逆さに見えてる?など
前回りのコツ
家の中、公園などで逆さ感覚の練習ができたら今度は前回り!
でも前回の記事にも書いた通り、怖い理由の1つに足が宙に浮いているから・・・
といっても、子どもの足が浮かないような低い鉄棒なんてなかなか無い・・・
この写真のどこかにあります!どれでしょう?・・・
正解!!ブランコの前の柵・囲いです!(鉄棒じゃない)
これを使って足を付きながら前回りの練習です!
コツ①足をつきながら逆さ感覚
お腹を見ながら頭を下に!(アゴを引く)手も回る方向にクルっと回しながら。
保護者の補助:子どもの頭が下にいけばいくほど、足が上がってしまう場合があるのでいつでも手を出せるように準備はしておく。
保護者の言葉掛け:すごい!頭が下になっても手を離してない!!
下を見ずにお腹や足をみてごらん!
一緒に手もクルっと回してごらん!など
コツ②足を見よう
コツ①を子どもが怖がらずできたら、頭をできるだけ下にすると足が浮きます。
そこで慌てず足をしっかり見ることに重点をおきましょう!
※前回りをする時、頭が下がると同時に足が上にあがってしまい、すごい速さで回るので手が離れたり恐怖感を覚えることになります。
保護者の補助:両手で子どもの両脇を持ちゆっくり頭を下げさせる。
保護者の言葉掛け:しっかり足を見てごらん!どう?見えた?など
コツ③ツバメになろう
お腹の下あたり(下腹部)を鉄棒につけ、ヒジとヒザを伸ばし数秒間静止。
※このツバメをしながら前回りをすることでお腹が痛くなく回ることができます。
ヒジを曲げてしまうと、下腹部からお腹(みぞおち辺り)に鉄棒が当たりお腹が痛くなる原因にもなります。
保護者の補助:ヒザやお尻を両手で抱えるように持ち、せ~~の!ジャンプ!などの掛け声と同時に上にあげる。
保護者の言葉掛け:しっかりヒジ伸ばして!!アゴひいて!カッコイイ!!など
前回り
上記の3つのコツはできましたか?
では前回りをしてみましょう!
ツバメ(ヒジ・ヒザを伸ばす)
⇩
お腹を見ながら頭を下に(手もクッっと回す)
⇩
足を見る
⇩
ヒザを曲げ下におりる
⇩
前回り完成
鉄棒は楽しいもの
いかがでしたか?
鉄棒で逆さ感覚を身につけることで、鉄棒の様々な技に挑戦できるようになります!
怖さをいかに早く克服してあげることができるか・・・。
克服できれば、きっと鉄棒が好きになり自信につながります!!
最後までお読みいただきありがとうございました。