今回は側転・倒立の紹介、上達方法を書いていきたいと思います。
側転
前回ご紹介した、でんぐり返しとは違いダイナミックな動きの側転。
幼児クラスでは忍者回りと呼んでいます。
側転がうまくできない理由
- 腕支持ができていない
- 回転の感覚、逆さ感覚が身についていない
- 子どもにどう教えていいかわからない
なにを、どこから教えていいのかわからない方の為に・・・
側転の上達方法
側転の上達ポイントは3つ!
上達ポイント①
まずは、しゃがんだ状態から両手をしっかりついて肘を伸ばして横にジャンプしてみましょう!
慣れてきたら横にジャンプするときのお尻を高く上げたり、足を伸ばしてみましょう!
座布団などを置いて、それを飛び越えるようにジャンプすると子どもにとってわかりやすいと思います。
逆さ感覚、腕支持の感覚を養います。
上達ポイント②
横向きに立ち、進行方向に顔・身体を向ける。
前となる足の指先も進行方向に向ける。
手→手→足→足の順番に床につけていきます。
2つ目の手がつくときに足をおもいきり蹴りあげます。
上達ポイント③
子どもが回転するときに両手をつくあたりに、保護者が膝立ちで待ち構えます。
回転の時に腰の位置が高くなるように腰の横を持って支えながら回転に勢いをつけて回りやすくなるよう補助します。
倒立
小学校の組体操などで倒立ができない、どうやったら倒立の足が上がるの?というような声をよく耳にします。
倒立の上達方法
倒立も腕支持・逆さ感覚・足の蹴りあげの練習でできるようになります!
上達ポイント①
四つん這いになり片方の足を上げ、床についている足を蹴り上げて足の裏でおりる練習をする。
幼児クラスではクマさんケンケンと呼んでいます。
足を蹴り上げる時に・・・
- 肘を曲げない(腕支持)
- 目は手をしっかり見る
慣れてきたら、立った状態から手を上にあげ、足をチョキにして後ろ足を蹴り上げる練習をする。
上達ポイント②
片方の足がしっかり上がるようになったら、保護者が子供の脇に立ち、上達ポイント①をする。
保護者はその上がった足をつかみ、もう片方の足をつかんだ足の横にもってこさせる。
慣れてきたら、先にあげた足の横に速くそろえる練習をする。
次回は・・・
いかがでしたか?
ダイナミックな動きである側転と倒立
今回どちらもポイントとなった腕支持・逆さ感覚。
この感覚を頭と身体で掴むことによって、ハンドスプリング(転回)・バク転などに発展していきます。
次回は年長さんや小学生ができないとお困りの鉄棒・・・そう!
逆上がり
逆上がりの上達方法を丁寧に紹介していきたいと思います。
スクール情報にも載せているコープ西・協同学苑では、毎年夏休み講座で逆上がり教室を行っています。毎年100名以上、逆上がり講座に受講していただいています。
今年は大阪でも予定しています!
この講座の日程等も次回紹介したいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。